英国の半導体設計会社Armがナスダック市場に上場し、初日の終値は公開価格を25%上回りました。時価総額は約650億ドルに達しています。
Armの製品は、アップル、サムスン、エヌビディア、グーグルなどの企業で使用されており、スマートフォン、ノートパソコン、ビデオゲーム、テレビ、GPS機器の製造に不可欠です。今回の成功的な上場は、他の企業にとっても重要なIPO(新規株式公開)への道を切り開く可能性があります。
景気後退懸念と高金利により企業価値は縮小し、取引高は10年以上ぶりの低水準となっていますが、依然として多くの健全な企業が上場を待っています。今回のIPOではゴールドマン・サックスが主幹事を務めました。