Chatbaseの創業者であるYasserがXプラットフォームで発表しました。AIカスタマーサポートプラットフォームの年間継続収入(ARR)は800万ドルを突破し、すべてが自己資金で達成され、VCからの資金調達は一切ありません。現在の月間再購読率に基づくと、Chatbaseは30分ごとに約1.5万ドルのサブスクリプション収入が追加され、世界中の有料企業顧客は1万社を超えています。

副業から現金牛へ
-2021年: Yasserは仕事終わりに「PDFをAIカスタマーサポートに変える」小さなツールを公開し、初月で2,000ドルのMRRを獲得しました。
-2023年: プロダクトはウェブ埋め込み、Slackとの統合、多言語対応を導入し、ARRは初めて100万ドルを越えました。
-2025年12月: ARRは800万ドルに達し、月間成長率は8%を維持し、顧客再購読率は92%で業界平均を大きく上回っています。
「顧客共同創業者」計画が始動
Yasserは次の製品のロードマップも明らかにしました。Chatbaseは「問い合わせに答える」にとどまらず、成長志向のAIエージェントに進化する予定です。主な能力には以下があります:
1. 主動的洞察: 毎日顧客行動データをスキャンし、高離脱リスクリストと改善提案を出力します。
2. 自動テスト: コードなしでもA/Bテスト、価格調整やメールリコールを開始でき、リアルタイムで収益を報告します。
3. 戦略シミュレーション: 複数のAIエージェントによる協力を通じて、市場、運営、カスタマーサクセスチームをシミュレートし、四半期ごとの成長劇を出力します。
4. 実行層への接続: Shopify、Stripe、HubSpotなどの主要SaaSと双方向同期を行い、ワンクリックで運用アクションを実施できます。
業界観察
Chatbaseの「資金調達ゼロ+高い再購読率」の道は、AI自立起業の新しいモデルとして注目されています。低コストでのグローバル配信、プラグイン型の統合、使用量単位の課金により、個人開発者も大手企業と正面から競争できるようになりました。Yasserは、次段階として「AI共同創業者」APIを開放し、SaaSベンダーが成長するAIエージェントを自社製品に組み込めるようにする予定で、3年以内にARRを1億ドルにまで引き上げる目標を掲げています。
資金難とAIブームが共存する中、Chatbaseは800万ドルの実際の収入で、持続的な利益が創業者と投資家にとって最も優れた「護城河」と証明しています。





