2025年浦江創新フォーラムは9月21日に上海で開催され、量子インテリジェンスに焦点を当てた特別セッションが今回のイベントのハイライトとなりました。フォーラムでは、上海量子AI連合体と上海量子科技装備産業イノベーション連盟の設立が正式に発表され、上海が量子科技分野で新たな一歩を踏み出したことを示しました。また、フォーラムでは「上海量子計算の十大応用シナリオ」が発表されました。

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今回のフォーラムは、科学技術省と上海市人民政府が共同主催し、復旦大学が主催しました。中国、アメリカ、オランダ、ルクセンブルク、シンガポールなど多くの国からの量子科技分野の専門家が参加しました。参加者は学術報告やパネルディスカッションなどの形式を通じて、人工知能と量子計算、量子情報科学などの分野の交差融合について深く議論しました。彼らは量子AI分野で直面する重要な科学的問題および将来の発展機会について共同で討議し、産業応用の見通しについて語りました。

上海量子AI連合体のメンバーには、復旦大学、上海期智研究院、上海量子科学研究中心、上海人工智能実験室など12の研究機関およびいくつかの優れた量子分野企業が含まれています。復旦大学物理学部の李曉鹏教授は、この連合体が今後5年間は量子AIの交差研究に注力し、基礎理論、核心技術および重点応用において突破を図り、高水準の交差人材チームを育成することを目指すと述べました。