今、テンセント傘下のAIアシスタント「元宝」が微信に正式入駐しました。現在、ユーザーは微信内で「元宝」を検索するか、QRコードを直接スキャンして連絡先に追加することで、チャットを開始できます。

元宝AIは、テンセントの元宝アプリが微信に入駐したインテリジェントアシスタントであり、混元とDeepSeekのデュアルエンジンを搭載し、微信エコシステムとシームレスに連携しています。

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テンセントの混元大規模言語モデルとDeepSeekを活用し、チャットや質問応答をサポートしています。微信の連絡先として表示され、チャット中は「相手が入力中です…」と表示されます。また、トップに固定することもできますが、スター友達に設定したり、スマホのホーム画面に追加することはできません。

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さらに、一部のコンテンツ生成時にはジャンプページが提供され、元宝アプリでさらに質問を続けることができます。テキストメッセージと音声メッセージの入力をサポートしますが、チャット背景の設定、音声/ビデオ通話、グループチャットへの追加はサポートしていません。転送された公式アカウントの記事を自動的に解釈し、100MB以下のファイルの解析をサポートします。画像認識と分析機能を備えていますが、ビデオや音声コンテンツの理解は現時点ではサポートしていません。

現在、ユーザーはニックネームを変更したり、テンセント「元宝」のロゴをプロフィール画像として使用することはできません。「記憶」機能があり、チャット履歴の検索、転送、クリアが可能です。ただし、お年玉、送金、位置情報共有などの機能はありません。また、HarmonyOS版微信1.0.5では「元宝」をサポートしていません。