AIbase報道 - 去年10月にPhone-Use製品AutoGLMをリリースした後、智譜(Zhipu)は今日、AutoGLM2.0の大幅アップグレードバージョンを正式に発表しました。新バージョンはハードウェアの制限を突破し、あらゆるデバイスや状況で動作可能となり、AIエージェント操作が一般化する時代に入ったことを示しています。

AutoGLM1.0はユーザーの代わりにスマートフォン操作を行うAIの先駆けでしたが、使用シーンは限定的でした。約1年間の進化を経て、AutoGLM2.0は真の実行型AIアシスタントへと進化し、クラウド上で多様なタスクを自主的に完了できるようになりました。

日常生活中では、AutoGLM2.0はMeituan(マイトアン)、JD.com(京东)、 Xiaohongshu(小紅書)、TikTok(抖音)などの数十の高頻度アプリをサポートしています。ユーザーは一言の指示だけで、AIが自動的に外食注文や飛行機予約、物件検索などの操作を完了し、「秋の一杯の茶」を心配して購入することさえできます。

業務分野においては、AutoGLM2.0は強力な跨サイト実行能力を発揮します。飛書(Feishu)、网易メール、知乎(Zhihu)、微博(Weibo)、TikTok(抖音)、微头条などのウェブプラットフォームを熟練して操作でき、情報検索やコンテンツ作成から動画やPPT、ポッドキャストの生成、小紅書やTikTokなどのSNSへの直接投稿まで、一連の業務フローを形成します。

AutoGLM2.0のコアイノベーションは、AIに専用のスマートボディスマホとスマートボディコンピュータを備えている点です。この設計により、AIはクラウド上で独立して作業でき、ユーザーのローカルデバイスのリソースを一切占用しません。ユーザーはAIがタスクを実行している間でも、スマートフォンでTikTokを見たりゲームをしたりすることが可能で、本格的なバックグラウンドインテリジェントサービスを実現します。

AutoGLM2.0のリリースは、AIエージェント操作技術が概念証明から成熟した商用化へと移行したことを示しています。クラウド配置モデルを通じて、智譜はデバイス互換性とリソース占有という二つの技術的課題を成功裏に解決し、AIアシスタントの大規模普及への道を開きました。